正社員としての介護職とは

介護職員として働く正社員は、他の雇用形態で働く人よりも強い責任感が求められます。パート職員とは異なり、給与も年棒制、または月給制で、手当や賞与を受け取る事ができます。介護の仕事で正社員になる事は、施設で様々な業務に対応し、事業所の発展に貢献する高い能力が必要となります。ここでは介護職で正社員を目指すために知っておくべき業務内容、必要なスキル等について紹介します。

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介護職での正社員とパートの業務内容の違い

事業所によって異なりますが、正社員とパートでは介護職員の業務に違いがある所もあります。例えば正社員は夜勤がある、重度の方の介護を担当する、休日の希望はパートの方が優先される、急な欠勤者が出た場合には正社員が残業や休日出勤を行う等です。

さらに事業所内の研修やイベントの準備、施設内の備品管理といった事務的な業務も正社員が中心となって行います。

パート職員も責任感を持って業務に取り組む必要がありますが、正社員には重度の方の担当、施設の運営に関する事務的な業務といった、知識やより強い責任を伴う業務を担当していきます。

介護職の正社員に期待される事

正職員は事業所を支える重要な存在として、介護やそれに関連する高い知識と技術が期待されます。そしてそのスキルを活かして利用者に優良なサービス提供を行い、新人の教育、地域が主催する勉強会に参加して事業所の信頼を高める、管理者として施設の経営にも関わるといった高い向上心を持って業務に取り組む人材が正社員には求められます。

最近は一部の医療行為が研修を受ける事で可能になっていますが、正社員になろうとする人は、このようなスキルの向上に会社からの指示が無くても積極的に取り組む姿勢が大切です。正社員は事業所に長い期間勤務して、その発展に貢献する事が期待される存在になります。

今後の介護業界を支える正社員の重要性

介護業界は人手不足だから正社員になりやすいイメージもありますが、事業所の収入と大きく関わる介護報酬が引き下げられると運営に支障が出てきます。現に介護報酬が減額となった事で新たな施設の建築、従業員の待遇アップに取り組めない所もあります。そのため、介護業界全体の発展のために事業所収入を増やす政策が求められています。

その中で介護職員の正社員は、事業所や利用者に加えて地域全体で介護に関心を持って、困っている人を支援する街づくりに貢献する重要な存在です。正社員という責任と介護のプロとしての意識を持って日々の業務に取り組む必要があります。

現在でも必要なサービスが十分に行き渡っていない方もいます。必要なサービスが全ての人に行き渡り、誰もが尊厳を持って自立した生活を送る支援を行うために、積極的に正社員を目指す事をお勧めします。→大阪・兵庫で介護職での正社員求人をお探しなら、エタンセルまでご相談下さい。

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