派遣で働く介護士の収入

介護職員の給与水準は他業種と比べて低いというイメージがありますが、派遣会社に登録し、派遣社員として働くことで高収入を得られる場合があります。ここでは派遣社員の介護士として働く中で、気になる収入について紹介します。

派遣で働くと直接雇用よりも収入が増える場合もある

派遣社員として働く介護士の給与は、地域や求人によって様々ですが時給１０００円からの求人が多く、資格保有者や経験者に対しては時給１２００円以上の求人もあります。直接雇用でのパートの時給が９００円程度ということを考えると派遣社員として働くほうが給与は高くなります。

さらに派遣社員でも一定期間以上の勤務の見込みと月に１３０時間以上勤務した場合などの条件を満たした場合には社会保険加入や週20時間以上勤務した際には雇用保険への加入を法律に基づき行われます。

派遣社員として働くと直接雇用で働くよりも給与が高くなる理由としては、派遣社員は雇用期間が定められており、雇用が不安定な代わりに高い給与を受け取ることができます。そのため直接雇用で人員が充足したといった理由で契約満了をもって契約が終了する恐れもあります。そのため、長期で安定した雇用を望まれている場合には直接雇用の正社員やパート勤務のほうがよいかと思われます。

短時間でも高収入を得られるチャンスがある

時給１０００円以上の求人も多く、給与水準が低いという介護のイメージを払拭しているのが派遣の仕事です。短時間でも多くの収入を得て生活の安定につながる可能性もあります。

例えば、家庭の事情で１日５時間しか働けない方は、時給１０００円で月に２０日働いた場合１０万円の収入が得られる事になります。１日８時間働けるけど週に３日（月に１２日）程度しか働けない場合でも、１０万円近い収入を得られます。直接雇用で時給9００円の事業所で月１００時間働くよりも、派遣で同じ時間働く方が月に1万円以上も収入が多くなります。

フルタイムで働く事が難しい方にとっては、少しでも多くの収入を得られるのが派遣の魅力です。自分の時間を大切にするために、自分に合った職場で希望通りの働き方ができて、高収入が得られる派遣の仕事は新しい働き方としても注目です。

フルタイムで働くとさらに高収入につながる

介護職員として働く人の中には「フルタイムでしっかりと働きたい」と希望する人もいます。そのような方のための求人情報も派遣会社にはあります。週に５日で夜勤ありのフルタイムで働けば、夜勤の回数によっては月に２０万円以上の収入が得られます。

収入が増える事で生活の安定が得られれば、モチベーションの増加にもつながり、介護職員として働くやりがいも向上します。求職者は自身の働き方に合わせて、支援をしてくれます。

派遣会社には派遣先の情報が豊富に揃っており、例えば、残業がほとんどない所や時給の高い所を速やかに見つける事も可能です。求人誌等で高収入の求人が見つからなくても、派遣会社には求人誌に載っていない様々な情報がありますので、お仕事をお探しの際には、派遣会社にお問合せください。

派遣先によって収入が異なる場合もある

派遣先は大規模な社会福祉法人から小規模な企業まで様々ですので、職員に支給する給料は異なります。派遣会社での面接時に希望する収入などの勤務についての条件について必ず伝え、それに合った職場を探してもらう事が重要です。求職者が希望しているのは夜勤を含むフルタイムでの勤務なのか、もしくは夜勤のない昼間だけの勤務を希望しているのかをきちんと確認して、働いてから「希望と違う」という状況にならないようにしましょう。

自身の働き方をどうするか、自身の得たいおおよその給与しっかりと自身で把握し、派遣会社に伝えることで入職後のミスマッチを減らせます。そして働き方、給与、勤務時間、業務内容などが希望にあった仕事を始めましょう。→大阪・兵庫の介護の仕事のことならエタンセルまでお問い合わせ下さい。