介護施設で行われているレクリエーションと職員の役割

公開日:2016.03.31

介護施設で行われているレクリエーションは、利用者の暮らしに楽しみや喜びをもたらす重要な役割を担っています。職員は「どうすれば利用者に楽しんで頂けるか」「転倒等のアクシデントがないように進行していくためにはどうすれば良いのか」等、安全に楽しんで頂けるレクリエーションを企画実行していきます。ここでは介護施設で行われている様々なレクリエーションと職員の役割について紹介します。

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レクリエーションの目的

レクリエーションは身体を動かすのが目的なのはもちろんですが、下記のような目的も持っています。

・「どうすれば上手くできるか」を考えながら物を作っていく事で得られる心身機能の維持向上
・他者と協力しながらゲームを進めたり物を作り上げていく事で得られる他者との交流
・自分が楽しめるゲームや創作活動を行っていく事で得られる生きがいづくり。

レクリエーションを楽しむ事によって「今まで自宅に閉じこもりがちだった方がデイサービスに出かけるようになって表情が明るくなった」「デイサービスでやってきた創作活動を自宅でも行うようになって生きがいを見つけられたと喜んでいる」等、良い変化が多く見られています。

レクリエーションは心身の健康を保ち、充実した日々を過ごして頂くために必要なものです。そのため各介護施設では、利用者に楽しんで頂けるよう様々な内容を企画実行しています。

身体を動かすレクリエーション

身体を動かすレクリエーションとして行われているのは風船を使ったバレーボール、軽いボールを使ったボーリング、輪投げ、ボールを的に向けて投げる的当て等があります。利用者にケガがないように新聞紙や紙コップ、軟らかいカラーボールといった物を使用して行います。

職員には利用者の心身状態に合わせ、転倒がないよう注意深く見守りを行う、身体を支える、手を添えてボールを投げる援助を行う、一緒にゲームに参加して場を盛り上げる等の役割があります。的当ての際には、力が弱い人に対しては他の方よりも的までの距離を短くするような配慮も必要です。

創作系のレクリエーション

創作活動として行われているレクリエーションはフラワーアレンジメント、ちぎり絵、絵手紙、書道、お菓子作り等があります。利用者の中には手指が動かしにくい方もいるため、基本的には誰でも簡単にできる物を作っていきますが、施設によっては外部から講師を招いて本格的な内容を行っている所もあります。

職員は材料の準備、作業工程の指導、手先が不自由な方に手を添えて作業の援助を行う、講師が必要な場合は講師の手配等を行っていきます。創作活動では、作業に取り組み、心身機能の維持向上につなげる必要があるため、できる所は行って頂き、困難な部分を援助する姿勢が重要です。

大切なのは綺麗に仕上げる事よりも積極的に参加して、「自分の力で作品を作り上げた!」という自信を持って頂く事です。必要以上に職員が手を出して利用者を助けたり、自力で取り組もうとする気持ちを妨げない配慮が大切です。

レクリエーションを企画する時は利用者の要望も確認する

その他にも昔懐かしい映画を見る映画鑑賞、歌を歌ったり演奏を楽しむ音楽活動、介護施設の土地を使ったお米や野菜作り等、施設ごとに様々な取り組みを行っています。

職員は可能な限り「どのような映画を見たいか」「どのような曲を歌ってみたいか」等、利用者の要望を聞きながら希望に合わせてレクリエーションを企画していく事が大切です。職員自身の考えだけで進めるのではなく、レクリエーションを行っている利用者の様子を観察してご満足頂ける内容か確認しながら多くの人に喜んで頂ける内容を実行していく事が重要です。

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